展示の見方

展示航走で分かること

出走表が「これまで」の記録なら、展示航走は「このレースの直前」の記録です。
展示航走とは、本番の前に出走する6艇が実際に水面を走る試し走りのことで、大きく2つに分かれます。

  • スタート展示:本番と同じようにコースに入り、スタートの練習をする
  • 周回展示:水面を周回し、ターンや直線の走りを見せる

周回展示の中で計測されるタイムが「展示タイム」です。
計測の方法や区間などの詳細は、公式サイトの説明でご確認ください。
展示の結果は、BOATRACE公式サイトの直前情報でも確かめられます。

手順1:スタート展示で進入コースを確かめる

最初に確かめたいのは、各艇が何コースに入ったかです。
当サイトのデータはすべて「コース」別なので、号艇とコースがずれていれば、当てはめる数字も変わります。たとえば、2号艇の艇が3コースに入ったなら、その艇には3コースの数字(1着率15.3%、1着になったときのまくり43.5%など)を当てはめて考えます。

ただし、展示の進入が本番でもそのまま再現されるとは限りません。
本番の進入は、レース後の結果やレース映像で確かめられます。

手順2:周回展示で1コースのターンを見る

次に、周回展示で1マークのターンを見ます。
三国では1コースが勝ったときの96.2%が逃げなので、1コースの艇がターンで大きく外へ流れていないかは、最初に確かめたいポイントです。

1コースが外へふくらめば、その内側に2コースの差しが入る余地が生まれます。
三国では、2コースが勝ったときの81.7%が差しでした。
「1コースのターンが流れ気味で、2コースの艇の回り方がしっかりしている」という組み合わせは、2コースの差しを考える材料になります。

直線では、ほかの艇と比べて伸びているか、並ばれていないかを見ます。
展示タイムを見るときは、同じレースの6艇の中で比べるのが基本です。

手順3:直前の風向き・風速を確かめる

ボートレース三国の公式サイトは「1年を通して追い風が吹く」と紹介しています。
ただし、これは1年を通した傾向の紹介で、レースごとの風向きや強さを示すものではありません。
展示を見るときは、そのレースの直前の風向き・風速を公式サイトの直前情報で確かめてください。

競艇では一般に、追い風が強いと1コースのターンが流れやすいと言われます。
直前情報で追い風が強いと分かったときは、手順2の「1コースのターン」をいつもより注意して見る、という使い方ができます。
なお、当サイトのデータは風向き・風速ごとの集計ではないため、「風速何メートルなら差しが何%」といった数字は示せません。

展示を見るときの注意点

  • 展示はあくまで本番前の試し走りで、選手が全力で走っているとは限りません
  • 展示タイムは風の影響も受けるため、ほかのレースのタイムと単純に比べるのは避け、同じレースの中で比べます
  • 展示だけで結論を出さず、出走表のデータ(コース別の1着率や決まり手)と組み合わせて考えます

モーターの調子の見方はモーター評価、進入の考え方はスタート・進入傾向で紹介しています。